晴れ時々、缶コーヒー

いつの頃だったか忘れたけど
僕の日常にはコーヒーが常にある。

随分と昔はジョージア缶のエメラルドマウンテンなんかを
好んで飲んでいたが、今では考えられない。
初めて就職した建設系の会社で15時なると下っ端だった僕が
現場にいる方々の缶コーヒーを買いに行かされていたんだけど
その当時はエメラルドマウンテンが人気だった。

今思えば、それが習慣化されていたのかクセになっていたのか
恐ろしいほど日々、缶コーヒーを飲んでいた。

それから数年が経ち奥さんと結婚して二人の生活が始まると
朝、コーヒーを奥さんが入れてくれるようになった。
結婚当初、お祝いなどでもらった簡易的なドリップコーヒーを
作ってくれて、部屋中にコーヒーのいい匂いが立ち込めたのを
今でもよく覚えている。

一口くちにすると、ほろ苦く、でも後を引く美味しさで
奥さんが入れてくれたという要素もあり僕はコーヒーにハマっていった。

それから10年以上、特にコーヒーの勉強をしたわけでも
調べたわけでも無いんだけど、どうせ一緒に日々飲むのであれば
色々と飲んでみたいなと思い、なんの気無しにコーヒーを調べた。

単純に奥さんと一緒に美味しいコーヒーが飲みたかっただけだったんだけど
原産地や豆の種類、コーヒーの起源、缶コーヒーの体に対する危険性
なんだか調べれば調べるほど深いところに落ちていってしまった。

その中でも1つ印象的だったのは、僕や奥さんはコーヒーはブラックで飲むが
お砂糖を入れて飲む人がいると思うんだけど、そのお砂糖入りのコーヒーの起源だ。

昔、黒人奴隷に効率よく働かせるために砂糖の入ったコーヒーを
飲ませていたらしい。それはなぜかと言うと砂糖入りのコーヒーは
中毒性を引き起こしやすいらしく、また飲みたいとなるようで
その甘いコーヒーを飲むために、またビッグファームに黒人奴隷は通っていた
というお話。

コーヒーが無くても人は生きていけるが
コーヒーがある生活は色々と豊かに日々を彩ってくれる。
そんなコーヒーには、実は色々な歴史がある。

それからは体に悪そうなコーヒーは飲まないようにしているし
家で飲むコーヒーは基本、生豆を仕入れて自分で焙煎して
飲むタイミングで豆を挽いている。

自分もだけど、奥さんにも健康であってほしいし
お互いに好きな飲物だから、これからもコーヒーを追求して
楽しく美味しいコーヒーを奥さんに作ってあげようと思っている。

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