親の次に付き合いの長いもの

喫煙

僕は随分と前から
タバコを吸っている

思い返せば、僕の父親が
ショートホープを美味しそうに
吸っている姿を見て

また、その出で立ちがかっこいいなぁと思い
小学生の頃隠れて父親のタバコを吸ったことが
人生で初めての経験だったと記憶している

その時はタバコに
どう火をつけたらいいかもわからず
むせてスグに捨てたと思う

でも、中学生になり気がつくと
タバコの自動販売機の前に
立っている自分がいた

どことなくかっこよさを求めていたのか
早く大人になりたかったのか
今ではどちらでもいいけど
随分と若いときからタバコを吸うようになった

それから何度か禁煙を
試みたこともあるけど
あえなく失敗した

奥さんと結婚する時や
第一子が産まれる時など

禁煙には絶好のキッカケも
多数あったんだけど
やはり禁煙は出来なかった

それでも1回だけ3年ほど
禁煙が出来た期間があったけど

仕事がうまくいかないことを理由に
また吸い始めた

今では奥さんも子供も
僕がタバコを吸っていることを
知ってはいるが
特に何も言わないし
僕も家では吸わないようにしている

子供には「臭い!臭い!」と言われるけど
もうやめる気が僕にない

最近になって、喫煙と肺がんが
直接的な因果関係が無いとか

身体には良くはないけど
精神的にプラスであれば
喫煙自体を100%否定はできない
などという論文を読み

昔TVで見た1本吸うと5分寿命が縮まる
という根拠はなんだったんだろうと疑問にも思った

僕の疑問は更に
タバコ自体になっていき

なんでこれだけ禁煙ブームなのに
JTの株価は上がっているんだろうとか

可燃式タバコは日本でよく見かけるけど
なんで海外の知り合いは
吸っている人を見たこと無いんだろうとか

調べれば簡単なことだったけど
残念な内容も多かった

一例だけど
アイコスやグローなど

日本でよく見る可燃式タバコは
アメリカや多くの海外では
販売自体が禁止されている

そして喫煙者もしっかり
海外にもいるけど
海外の肺がん率は低下してて
日本だけ増えていた

なんでだろう…と思ったけど

それは
何が本当に悪いのかを
ちゃんと調べて
理解して生活しないと

いつの間にか嘘にまみれている日本では
仕方のないことだなと納得した

タバコを巻いている紙も
基本白色だと思うけど

あれば紙だから白いのではなく
漂白剤で白くしているし

タバコの火がすぐ消えると
商品としてクレームが出るので

タバコの紙には
可燃剤も練り込まれている

葉っぱもケミカルの香料などなどが
入っているタバコが多い

なので数年前から
僕は無添加の葉っぱを購入し
紙もオーガニックヘンプで
出来ている物を選び

自ら巻いて喫煙している

「そこまでして吸うの?」と
奥さんには笑われるけど

僕はケミカルな煙じゃなくて
インディアンやアボリジニの方々が
魔除けやリラックスのために
吸っていたタバコの煙を吸っていたい

まぁ禁煙すれば良いだけの
話なのかもだけど

そういう意見は
いつも煙に巻いている

喫煙

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