手に伝わってくる感じ

コーヒーミル

コーヒーミルで
コーヒー豆を挽く時

本当に色んな感触があるんだなと
ここ最近よく思う

結婚したばかりの頃
何かのカタログギフトで

昔ながらの形をした
テーブルに置いて使う
コーヒーミルを持っていたが
数回使っただけで壊れた

その頃はまったく知識もなく
「やってみたいな」と
いう思いだけで

カタログギフトで
コーヒーミルを選んだので

それから買い替えることも
当分しなかった

また、実家でも
コーヒー豆を買ってきて

家でコーヒーミルを使う
文化も無かったので

それから僕の中で
コーヒーミルは消えていた

子供も大きくなり
傾きかけた仕事も
なんとなく良くなってきた頃

世の中はコロナになり
自身の感覚も大きく変わり

本当に美味しいコーヒー
安全で安心できるコーヒーを

自分も奥さんにも
飲んでほしいと思うようになり
またコーヒーミルを
僕は買うことになった

最初は市販の
焙煎されたブレンドコーヒー豆を
ミルしてみたが

コーヒー豆って
こんなに硬かったっけ?と
思うぐらい選んだ
コーヒー豆は硬かった

今では自分で生豆を購入し
自分で焙煎し、そして
コーヒーミルを挽き
お湯を落とし飲んでいる

インスタントコーヒーを
買ってきて

さっとお湯を注げば
飲めるコーヒーのほうが

圧倒的に楽ではあるけど

しっかり考えて選び
手間を掛けていくことも

何を大切にしだしたか?で
変わるもんだなと思う

今の僕の中でコーヒーは

単に喉を潤すとか
嗜好品という枠ではなく

自分や自分の大切な人との
生活や人生を
彩ってくれる大切なものとなった

今まで見ようとしてなかったか

見ることさえ
気が付かなかったのかは
わからないけど

物に対する価値観とは

その後どう彩っていけるかを
想像できることで

大きく変わる
面白いものだなと思う

コーヒーミル

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