好きだからこそ調べる気持ち

コーヒー農家

僕は昔からコーヒーが好きだ

学生の頃は実家で父が飲んでいた
インスタントコーヒーの匂いが好きで
よく真似をして飲んでいた

社会人なりたての頃は
ジョージアのエメラルドマウンテンブレンドが
流行っていて、よく飲んでいた

特に缶コーヒーは
タバコとの相性が抜群と思い
もうクセのように
飲んでいた記憶がある

大人になって
缶コーヒーはなんとなく
飲まなくなったけど

スターバックスやブルーボトル
椿屋にルノアール、ドトールに珈琲館と
色々なお店でコーヒーを飲んできた

そんな中、自分でも
コーヒーを入れて飲んでみたいなと思い

最初キャンプでも使えるだろうと
キャプテンスタッグの
2000円ぐらいのミルを購入し
近くのコーヒーショップで
オススメを買い挽いて飲んでいた

やっぱ自分で入れたコーヒーは
美味しいなと思い
奥さんにも作ってあげて
一緒に楽しんでいた

そうこうしていると
コンビニのコーヒーが
淹れたてなのに

一杯100円で飲め
しかも美味しいと聞き
セブンイレブンやローソンで
よく買って飲んでいた

特にローソンのコーヒーカップは
うさぎの絵が描いている時期があり
かわいいなぁと定期的に
買って飲んでいたい

そんな中
コーヒーショップで買う
100gや200gの価格と

コンビニで一杯100円で買う
コーヒーの金額の差に
疑問を持ち出した

当然、企業の規模感で
仕入れる量が違うので

コンビニのコーヒーは
安く提供できるんだろうなぐらいに
考えていたが、ふと輸入品として

どのくらい農薬などを使っているのか
気になり調べてみた

そうすると目を疑うような
情報が飛び込んできた

コーヒーは食品としては
農薬使用量はダントツで1位で

コーヒーに農薬を使わなければ
世界中の農薬が
1/3や1/4必要なくなる程の量らしい

この背景には
需要と供給のバランスが
大きく影響している

現在、コーヒーはどこでも
生産できるわけではなく
コーヒーベルトと言われる
地域がほぼほぼの生産地となっている

ただ世界中のコーヒーを
求める数に対して
生産量が合っていない

で、あれば農薬や化学肥料を使い
安定供給に進む
そんな現状で日々目にする
コーヒーは流通されていた

農薬や化学肥料を使わないと
生産者さんも仕事がなくなり

一般消費者も、もしかしたら
一杯1000円のコーヒーしか
飲めなくなるかもしれない

それはそれで
どうなのかなとも思うけど

コーヒーに使用されている
主な農薬の種類だけで140種類を超え
残留値の見解も様々な意見がある

また、生豆の輸入にはあって
焙煎された豆には無いという
輸入規制もある

要するに
他国のどこかで
焙煎された豆は

簡単に言うと
日本の農薬残留規制がほぼ無い

調べれば調べるほど
納得できるのではなく
疑問ばかりが生まれてきた

商売として物流や生産を
安定させる企業努力は
理解できるけど

それを何もわからずに
美味しく飲んでいる人を思うと

「直ちに健康に与える影響はない」
のかもしれないけど

「長期的に身体に蓄積し与える影響は大きい」
と僕は強く思った

そして大好きな人を思い
作るコーヒーには

そんな可能性のあるコーヒーは
選びたくないというのが
今まで色んなコーヒを
無知で楽しんできた結論だ

市場に出回っているコーヒーを
全て否定はしないし

農薬を使って生産していても
美味しく安全なものも
たくさんあるんだろうけど

今の僕の中で
コーヒーを楽しむとは

一緒にいる奥さんや
友人、家族などの
未来に不安の種を残さず

美味しく楽しんで
いきたいと思っている

いつか全ての食品やコーヒーが
フェアトレードの中で安心安全に
流通していく世の中になることを
本当に祈っている

コーヒー農家

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次
閉じる