内面はどうしても見えないということ

心の中

昨日は久しぶりに
奥さんと七輪をした

一緒にスーパーに行き
イカやホタテを買い
お酒も用意して昼呑みをした

ここ最近
寒かったせいもあって

今年はじめての
七輪だったんだけど
春が来たんだなと
思える陽気でよかった

椅子を用意して
テーブルを作り
七輪をセットしたら

そこに以前作った小さめの薪を
三角山のように組み火を付ける

パチパチっという
音を聞きながら
火がつくとそれを
覆うように炭を配置する

ゆっくりと揺らめく
火を見ながら
まずは一杯、クピクピと
喉を鳴らして
奥さんと乾杯をする

昨日からなんだか
元気がなかった奥さんが

なんとか元気に
ならないかなと思い

七輪を囲み
昼呑みをしたけど
やっぱり美味しいものを
外で食べるのと
炭火を見るのは
なんだか心が安らぐ

そして奥さんも
次第に元気になってきたので
良かったなと思いつつ
一緒に七輪を楽しんだ

人間とは
究極わからないもので

表面上で怪我をしていたら
どのくらい酷いのか
どのくらい大変なのか?が
目でわかるけど

心のなかで
苦しんでたり
悩んでたりすると

そのままでは
どうしてもわからない

だからこそわかってあげようと
する気持ちが大切なんだろうけど

心配だからといって
「どうしたの?」と
何度も聞くのは

逆に相手の気持ちを
疲れさせてしまう

僕も昔はそう奥さんに
聞いてたと思う

心配が故にだったので
時に「なんで?」と
疑問に思うようなことに
なったりもしたけど

今思うと
心が疲れている人に
どうしたの?と聞いても
答えようがないし

そんなことを
答えさせてはいけないと思う

そして目に見えにくいことは
変わりないので

無理をして見ようとはせず
見えないなりに
相手が楽しんでくれそうな事に
全力を注ぐべきと僕は思う

僕も奥さんも
呑むことが好きだし

七輪を囲んで
色々と焼きながら
お話するのが好きなので

僕は七輪を全力で段取りし
しっかり奥さんに
楽しんでもらった

元気がなければ
七輪すればいい…ではないけど

内面が見えないことを前提に
相手が楽しんでくれて
笑ってくれることを考えて

一緒に楽しめば
きっと笑顔は創れる

僕は奥さんと出逢って
30年になるけど

未だに、そう信じて
心がけている事は
正しかったと思う

心の中

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