昨日は日中に色々なことがあった。
ここ数年、会社をたたむ方や
売上の大幅な縮小により
事業撤退など、明日は我が身のような
考えれば考えるほど
怖くなっていくような
経済打撃を日々目にする
当然、僕の事業も例外ではなく
色々なことで打撃は受けている
その中でも事業の立て直しというか
新規事業については
一旦止めて体力を温存したいという
クライアントも多く
昨日はその打合せが2件もあった
僕の中では、このタイミングで
頑張って伸ばそうとしている事業は
本当に力を入れてやっていけば
必ず事業の柱を作れるのではないかと
思っているんだけど
その反面保守的に考えてしまうのも理解は出来る
時期が悪い時は
誰だって保守的になるので
そういったタイミングは
少し抜けに出る絶好のタイミングと
僕は思っているんだけど
現実はなかなかそうもいかない
打合せ前に事業プランの見直しと
解析データ、どのように
進めていくのが得策かなど
資料化していたのだけど
その資料を見ることもなく
そのクライアントは
打合せを終え帰っていった
僕の提案はお客さんに
物を売りつけるというより
喜んでもらう提案を
していきたいと思っているから
どうしてもストーリーを
重視してしまうけど
クライアントからしたら
今スグ着金したいということのほうが
重要に思えたのか、なかなか難しい
そんなこんなを終わらせ家に帰り
いつものようにリビングに入ると
「おかえり」と奥さんが出迎えてくれる
僕の中でホッとしたのか
「ただいま」と言ってすぐ
深い溜め息をこぼしてしまった
すると奥さんは
晩酌をしていたタンブラーを置き
そっと僕に歩み寄り
「大丈夫大丈夫、お疲れさん」と
優しく抱きしめてくれた
沢山の言葉はいらなくて
それだけでいい
それだけで十分だ
僕の性格もあるけど
色々と聞かれても
上手く話せない時もあるし
話していけばいくほど
なんだか落ち込む時もあるので
こうやって、そっと歩み寄って
くれるだけで僕は生き返れる
奥さんがささやく
「大丈夫大丈夫、お疲れさん」は
僕にとって何よりも効果的な
健康診断になっている