僕と奥さんは
よく一緒にお酒を呑む
外食が多いわけでは
ないので家でよく呑む
結婚当初は二人共
晩酌はしていなかった
いつ頃だっただろうか
家でレモン酎ハイを
呑むようになった
夫婦で同じものが呑めると
経済的にもよいという事もあり
僕たちはもっぱら家呑みは
レモン酎ハイだった
ただ、いつかの夏に
家で甲子園を奥さんと見ている時
結婚記念で買ったタンブラーの中に
砂糖の層ができてた事がある
呑んで少し経って
また呑んでを繰り返してた
タンブラーの中に
酎ハイの中の糖がその都度乾き
白い層を作っていた
たまたま目にしたけど
ぞっとした
それまで特に食に対して
僕自身は気にしてなかったし
奥さんは健康に気をつけて
料理は作ってくれていたけど
結局、二人共情報弱者な
楽しい夫婦なだけであった
その層を奥さんと見て
「なんかこれヤバくない?」と
初めて自分たちが
口にするものに対して
話しだしたキッカケだった
そこから色々と調べ
缶チューハイに入っている内容物や
缶ビール、缶コーヒー、ジュース
などなどを調べた
調べれば調べるほど
どんどん恐ろしくなっていった
こんなものを奥さんとの
楽しい時間を共有しながら
僕たちは呑んでいたのか…と
落ち込むほどだった
人間は興味があったり
恐怖があると
どんどん調べていくので
そこからも国内外の食品表示法や
製法、そういった成分を
入れ続けるとどのような健康被害の
可能性が出てくるのかを
独学だけど学んだ
僕や奥さんの目的は
いつも楽しく豊かに
一緒に長くお酒が呑めたり
遊びに行ったりしていきたいと
割と心の底から思っているけど
これを繰り返していると
健康な中年、老人には
一緒になれそうにないなと思った
それからは
健康オタクではないが
口にするものは
夫婦でしっかりと話し合って
食べたり飲んだりするようにしている
もちろん極端なことには
まだ舵を切れていないので
チートデイを含みつつ
日頃の生活を見直してみた
そうするとどうだろう
不思議なことに
夫婦喧嘩がかなり減った
小さなことで
カリカリする場面が
僕にはあったけど
そういった感情が
なくなっていった
そして体調なども
細かいことが多かったけど
お互いに改善はあっても
改悪は一つもない
口から入れるもので
ほとんど身体は出来上がると
言われているけど
本当にそうだなっと実感した
まずは気がつくことが
奥さんと一緒に健康に笑顔で
いたいなら1番大切なことだったんだと思う