11年前と21年前の出来事

地震

11年前の今日
東日本大震災があった

あの日はちょうど
地震があった時13階にいて

物凄い揺れに一体なにが
起こっているのかわからず

部屋を出ると
エレベーターの前は人だかりで
避難階段で下まで降りた

13階から1階まで階段で降りるのは
結構大変だなと思いながらも
大きな揺れの中なんとかビルの外に出た

直感的に
「これはまずいかも」と思い

近くのコンビニへ
水や食料を買いに行ったが
既に物凄い長蛇の列で

コンビニに入ると
殆どのものは陳列棚から
姿を消していて
唯一残っていたのは
エロ本ぐらいだった

奥さんに電話しようとしたけど
なんか電波の繋がりが悪く
しばらく連絡が取れなかった

色々と事の自体が
しっかりわかってきたのは
もう夕方前ぐらいで

やっと手に入れた水を飲みながら
なんだか日本はとんでもないことに
なってるなと思った

それからしばらくは
余震が続いたけど

また日常に少しづつ
戻りだした頃

次女が家で使っていない
リュックを持って
なにやら忙しそうにしていた

何をしているの?と聞くと
次に地震が来た時に
すぐパパも水が飲めるようにと言い
色んなものを備蓄材として
リュックに詰めていた

僕なんかより
防災意識が高いなと
感心しながら

21年前の911のことを
ふと思い出した

あの頃はまだ
トラックに乗っていて

仕事が終わり住んでいた
アパートに帰宅すると
奥さんがテレビの前で
立っているので

「どうしたの?」と聞いた瞬間
ニュースで何度も
貿易センタービルに飛行機が
突っ込んでいく映像が流れていた

何度流れても
何度見ても
現実味がなく

正直、映画でも見ているような
感覚だったのを
今でも鮮明に覚えている

まだ子供はいなかったが
確かこの時も
今の世の中って
一体どうなってるんだろうと
疑問に思った

あれから10年以上経ち
僕の人生には
奥さんがいて
子供がいて

普通と思える幸せな
日々を過ごしている

こんな毎日がどれだけ
当は幸せなことなのか

今日を味わえなかった人や
今の世の中を
見れなかった人のためにも

しっかり考え行動し
自分も周りも幸せにできるよう
毎日に感謝して
過ごさないとなと強く思う

今日は丁度金曜だし
奥さんと振り返りながら
しっぽり晩酌をしよう

地震

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