一緒に人生を楽しむということ

思いやり

僕は奥さんと結婚してから
ずっと目標にしていることがある

それは出来るだけ
一緒に多くのものを
楽しんで生きていこうと
思い願っているということ

これは思うほど
簡単ではなくて

良かれと思った気持ちが
変に摩擦を生むこともある

例えば何かの記念日に
お金を貯めて少し贅沢な
食事をしに行ったら

店を出て奥さんは僕にお金を
渡そうとするが、僕は断る

そうすると奥さんは心配そうにし
それが僕は気になったりする

何か特別な日に
プレゼントを買って帰ると

喜んでくれるが
こんないいモノ買って
大丈夫だったの?と

心配そうな顔で
僕を見るが
僕は気にしない素振りをする

前の日の仕事が詰め込んでて
睡眠時間が少ない時も

もし次の日が休日だったら
家族でどこか行かなくても
ゆっくり一日寝てたほうが
いいんじゃない?と言ってくれる

多くはお金の心配なんだけど

僕は借金をして
プレゼントなんて
当然買わないし

自分の中で「笑顔貯金」の
ようなものをしていて

いつかの食事代とか
いつかの記念日のために
少しずつだけど蓄えているので

そんなに気にしないでほしいと
実は思っている

でも、やっぱり
お金の心配は大きいもので
奥さんはいつも心配する

たまには100%僕に委ねてくれて
そのまま喜んでくれると
いいのになって思っていたけど

それはお互いの優しさが
相手を思いやる心配という
摩擦を生んでることに気がついた

相手を思ったり心配したりするのは
当然な行為なんだけど

付き合い
夫婦になり
子供が出来
歳をとって

10年20年と寄り添って
生きていくと
その摩擦は、なんだか
愛おしく感じてきた

どうにかして
心配させないようにしたいと

せっかく祝ってるんだから
心配しないでと
今までは思っていたけど

喜んでくれていると同時に
心を配ってくれているんだから
心配してんだなと考えを変えてみた

すると不思議なことに
いつもどおり心配する
奥さんの声を聞いて
そこも含めて安心させてあげようと
僕は笑って話すことが増えた

今でも心配は
引き続きしてくれるけど
僕の笑顔につられて
心配な顔から奥さんも笑顔になっていった

お互いを思いなにかしてあげたい時に
お互いに思っていれば
当然色々なことに心配はするもので

その心配も合わせて
一緒に笑うタネを自分が考えると

1人じゃなく
一緒に人生を楽しんでいくための
とても大切な感情が芽生えてくる

思いやり

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