本当は応援されている側だということ

僕は18年前に勤めを辞めている。

その時、第一子を奥さんは身ごもっていたのだけど
特に独立することに反対はされなかった。

両家の親にも言わなかったし
友人に相談もしなかった
そこに深い理由は無かったんだけど

自身で独立したい気持ちが強すぎたのか
周りが何も見えてなかったのか
会社を辞めてきたと帰宅して奥さんに伝えた。

もうそろそろ子どもが生まれる奥さんに
「なんで反対しなかったの?」と聞くと
「だって反対してもやるでしょ?パパの思うように進めばいいよ」
と笑顔で言ってくれたのを今でも覚えている。

それから20年近く経ったけど
今思えば、とんでもなく肝が座っている奥さんだなぁと思う。

独立はしたものの前職と全く関係ない業種での起業だったので
取引先はいないし、特にスキルがあったわけでもないので
無力を持て余し、とある平日の日にリビングでゴソゴソしてたら

奥さんのお母さんが野菜を持ってきてくれて
その時に会社を辞めていた事がばれた。

その時、お母さんは言いたいことが沢山ありそうな
雰囲気だったけど、奥さんがなんとなく違う話にしてくれていた

貴方のやりたいようにやれば…と放任主義ではなく
貴方がやりたいのであれば文句なんて無いよ、しっかりフォローするからね
というスタンスであることに本当に救われた。

今になって「あの時は反対じゃなかったの?」と
一緒にお酒を飲みながら聞くことがあるけど、いつも
「応援はするけど反対はしないよ、不安でいっぱいだったけどね」と
言ってくれる。

僕はいつだって守ってあげているように思っているが
実際は僕が奥さんに守ってもらっているんだなと
月日が経てば経つほど心にしみる。

自分が何かで独立する時に
子どもが居たり、結婚してたりということは
足かせではなく最高で最強な応援団が居る状態なので
しっかりゆっくり相談して進むことを経験者として薦める。

もう5年以上愛用しているケトルです

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