いつも仕事を終え帰宅しリビングに入るのが
だいたい22時とか23時になる。
もう、この時間軸での生活を10年以上やってるので
もはや普通なんだけど、リビングの扉を開けると
「おかえりー」と1人晩酌している奥さんが
笑顔で出迎えてくれる。
たまに疲れてて寝ちゃてる時もあるけど
大体、笑顔で出迎えてくれる。
1999年に結婚したので
もう結婚して23年目なんだけど
変わらず僕の帰宅を喜んでくれる。
平日、仕事に行くときも
玄関まで見送ってくれて、いつも
行ってらっしゃいと笑顔で送り出してくれる。
当たり前のように日々思うこともあるけど
これって凄いことだなと改めて日記に書こうと思う。
奥さんの中心には、いつも僕が居て
子どもが居て、僕の仕事の塩梅などを気にしてくれている。
当然、僕の仕事が上手くいかないと生活に
直に関わるので当然と言えば当然かも知れないが
僕以上に心配し、悩み落ち込んでくれる。
昔は、奥さんが悩んでも何も変わらないし
どうせなら僕が悩んでいる時は気にしない素振りで
対応してくれる方が、こっちとしては楽なんだけどな
と思って、ひどい言葉を投げかけてしまったこともある。
「聞いてもわからないでしょ」
「言っても理解できないでしょ」
「一緒に悩んでも解決しないだろ」
こんな事を、つい投げてしまい
奥さんを泣かせてしまったこともある。
でも、とある日に次女が僕をふざけて
殴ってきたことがあり、それが思いの外痛く
「痛いじゃないか!」と怒ったことがある。
次女に当然悪気がないのはわかっていたけど
痛みと連動してカチンとなり、つい怒ってしまった。
その時、奥さんに「次女はなんであんなことをしたんだろうね」と
聞くと「それはパパなら、あれぐらい受け止めてくれる」って思ってるのよ
と言われて、ハッとしたことがある。
次女にとって僕は男であり、父親であり
それは強い存在という位置づけであるというのはわかる。
でも、僕が気がついたのは奥さんが僕のバイオリズムに連動して
凹んだり、悲しんだり、喜んだりしているのは
心のど真ん中で絶対的に僕を信頼してくれているから
そんな僕が下を向いていたり
イライラしていたりすると
それが奥さんを不安にさせ
同じように悩ませていたんだなと。
仕事の何で悩んでて、どんな人に酷いことを言われたなんて
関係なくて、僕自身が傷ついていることに
奥さんは悩んでいたんだなと、一緒に傷ついていたんだなと。
気がつくのに時間がかかってしまったけど
本当に大きな愛を僕は理解できた
そして自身が、夫であり、パパであり、強い男でありたいと
思い続ける意味合いを強く感じました。
いつもありがとう。