次女の卒業式

卒業式

今日は次女の卒業式だ。

思えば色々なことがあったな…と
一人の親として思う。

次女は昔から陽気で
割と活発な性格な割に
実はインドア派という
少し変わった子供だった

中学から長女を見て
同じバスケ部に入り

高校ではどうするか
わからないと言ってたけど
結局、高校でもバスケ部に入り
キャプテンまで務めた

僕自身が学生時代に
そこまでクラブ活動を
熱心にしてこなかった分

次女の頑張りには本当に
頭が下がるし尊敬している

朝は暗いうちから
朝練に行き
帰宅はいつも夜だった

顧問の先生には
文武両道を指導され

学業は点数的には
一般的な感じだったけど
僕的には本当によく
頑張ってきたなと思っている

そんな彼女は大学進学を選ばず
将来やりたい事を見据え
専門学校の道を選んだ

やりたいことがあっての
進路だったので

僕も反対もなく
むしろ頑張ってほしいなと
思っている

いつだったか忘れたけど
帰宅すると寂しそうに
シンクの前に立っている奥さんが居て

どうしたの?と聞くと
「明日で最後の弁当になるのよ」と
言ってたことを思い出す

雨の日も風の日も
毎朝早く起きて

子どもたちの弁当を
作っていた奥さんにとって

次女の弁当が終わるってことは
奥さんの人生としても
弁当作りが終わるんだな
本当に大変だったんだろうけど

終わるとなるとそれはそれで
淋しいものなんだなと思った

高校生活のタイミングが
コロナと重なってしまい

体育祭は中止
文化祭もほぼ中止
修学旅行も中止と

聞いてて本当に
可哀相になるような
感じだったけど

変な脇道にそれることもなく
仲の良い部活の仲間や
友達にもどうやら恵まれたようで
本当に我が子ながら
立派に高校生活を全うしてくれた

これからは「ほぼ大人」として
自分が進んでいきたい未来への勉強と
人との関わりの中に身を置くわけだけど

ここからが自分の人生の
舵取りになる

僕も奥さんも
本当はずっと親として
口出ししたいし
側で見ていたいけど

今日をケジメの日として
少しづつ独り立ちできるように
親自体も成長しないといけないと思う

最後の最後までか…と
思ったけど

今日の卒業式の参列は
1人と決まっているので
僕は仕事で奥さんに
卒業式に出席してもらう

もう次女の通っていた
学校にも入れないし

登下校していた道のりを
送ってあげることもない

娘が通いなれてた道を
僕も今後は通ることは
無いんだろうな

考えると寂しい思いが
こみ上げるけど

しっかり今夜
奥さんと次女と
卒業アルバムでも見ながら
色んな話を聞かせてもらおう

卒業おめでとう。

卒業式

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