創立記念日の大失態

すれ違い

昨日は、僕が最初に
起業した会社の
創立記念日でした。

前の晩から
「明日は何が食べたい?」や

子どもに
「パパにお疲れ様って言いなさい」などと
労いながらも奥さん自身が
ワクワクしていた

最近は世の中的に
昼飲みにも行けない状況が
続いているので

家でパーティーが出来ると
張り切っていたんだと思う

そして丁度、次女の携帯電話の
機種変をする日も重なり

朝から3人で携帯ショップに行き
機種変を済ませて
どこかでランチをして
夜は家で焼き肉をしようということになった

が、事件はそこから起こったのだった

実は僕は携帯ショップが苦手だ

なぜかと言うと
偏見もあるが

こちらの希望している内容じゃない
プランをオススメしてきたり
契約プランが巧妙に複雑化してて
何も疑問に思わない人は
知らぬ間に搾取される感じになっているから

昨日も家族3人で
携帯ショップの店員さんに
先にどのような事がしたいのかを
僕が伝えると

やはり思っていた流れに
誘導されていった

次女は携帯が新しく変わることが嬉しくて
プランはよくわかってない

奥さんは店員さんが
オススメしてくれているのだからと
その内容が僕たち家族にメリットがあるのか
それって結果安いのか
疑わずにキチンと考えずに話を進めていた

結果的に機種変をしたいだけなのに
新しくもう一つ携帯番号を契約してくれると
月額が下がりますという
プランに落ち着きそうになったので
ガツンと話を遮るように断った

この言い方が奥さんも次女も
気に入らなかったようで

「あんな言い方したら感じ悪いよ」
「店員さんはああいった提案をするのがお仕事なんだから」
と、やはり僕が悪者になってしまった

しかも最後に古い携帯のデータ移行はどうしますか?
という質問に
「あ、わからないのでお願いします」と
奥さんが言ったことに
実は僕はとても機嫌が悪くなった

次女はインターネットネイティブ世代だし
今は冬休みでしっかり自由な時間がある

まして自分の携帯電話なんだから
まず自分でやってみて
わからなかったら僕なども協力して
データ移行をするべきと思っていた

さらにお店の方にお願いすると
5000円程度の支払いも発生する

多分、奥さんはわからないんだから
何かあってもいけないし
お金払ってでもお店の人にやってもらったら
いいじゃんという考えで

それは仕事上の効率化を考えるのであれば
僕もいいなと思うけど

プライベート、まして子どもの
携帯の機種変であれば
今後、数年後には自分で契約して
自分で払うようになるんだから

学生のうちに必要な苦労として
しておくべきだと僕は思う

ただ、良くないのが携帯ショップを出て
僕が不機嫌なので
ランチにも行くこともなく

スーパーで弁当を買い
家に帰ってもくもくと食べ
なんとなく夕飯の時間になった

夕飯は奥さんが
焼き肉を準備してくれていて

「今日は何の日?笑顔じゃないと1年よくないよ」と
乾杯をして夕飯が始まったのだけれど
なんとなく話題も盛り上がらず

次女も気にしたのか
パーティーと言うより
お通やのような感じだった

こういう時こそ
パッと気分を切り替えて

笑顔でみんなで楽しく
夕食を愉しめばいいのに
1つ心に引っかかっていると
どうしても頭の中で考えてしまい
不機嫌ではないが
会話がはずまなくなってしまう

お金の大切さや
プランの複雑さなどを

しっかり考えてほしかっただけなんだけど
僕の表現が幼稚でまたしても

週末に
記念日に
大失態をしてしまった

すれ違い

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