リビングのドアの開け方

うたた寝

僕はいつも仕事が終わって
自宅に戻るのが
大体22時過ぎになる

特に今年からはスケジュールを
色々と頑張って作っていて

朝6時半に起きて
顔を洗って歯磨きをして
コーヒーメーカーに
焙煎したコーヒーを入れる

コポコポとコーヒーの出来る音と
いい匂いの蒸気を
匂いながら日記を書き始める

日中は普通に打合せや
色々とやらないといけない仕事をこなし

夕方18時には一旦戻り
夕食を家族と食べる

その時に子どもがいれば
今日あった事や
些細な日常会話を楽しむ

19時には、また仕事に戻り
途中辞めになっている業務をこなし

21時から22時はだいたい
自分に必要な勉強や
調べ物をし帰宅する

17時以降もそんなに働くの?と
たまに言われることがあるけど

会食があれば会食に行くし
割とざっくばらんにしているが
基本的にはこのルーティンで
日々を過ごすことにストレスもないし
むしろ少し時間がないぐらいに思っている

なので平日に出張で
出払っていないときは
ほぼ22時あたりに帰宅する

もちろん、そのようなルーティンは
奥さんも知っているんだけど
僕は帰宅時にリビングのドアを
そぉーっと開けるようにしている

夕飯を済ませ家事もある程度落ち着き
風呂にも入ってゆっくり一人晩酌をしながら
テレビをソファーで見ている奥さんは
よく可愛い寝顔で寝落ちしているからだ

つけっぱなしのテレビと
途中まで呑んだハイボールの入ったタンブラー
そして気持ちよさそうな寝顔で
ソファーの一部になっている奥さん

毎日ではないが
この光景を帰宅早々に見るのが
実は結構楽しみでもある

あぁ今日も1日お疲れ様
何もかけてなくて寒くないかな?
わ!タンブラーがこぼれそう!

なんて一人でアレコレ思いながら
そっとドアを締める

そして僕も帰宅すると一杯
焼酎をロックでグイッと呑みながら
上着などを脱いでいると

ゆっくり目を覚ました奥さんが
「おかえりぃ」と
満面の笑顔で改めて僕を迎えてくれる

この寝起きの満面の笑顔を見るだけで
今日一日の疲れが取れる気がするし
今日あった事を色々と話たくなる

人の笑顔とは
本当に自分にとっても
相手にとっても

周りにとっても
大切なことだと思う

うたた寝

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