昨日、久しぶりに奥さんと昼飲みに出かけた。
家を出てトコトコと二人で
「何食べる？」と相談しながら
駅まで歩き、電車で二駅先の
居酒屋さんへ向かった。
そのお店は、以前から
奥さんが行ってみたい店で
やっと念願が叶ったと
本当に嬉しそうで
見てる僕も嬉しくなった。
店内はテーブル2席と
カウンターに4人程度座ると
もう満席になるような
小ぶりのお店だけど
気さくな店主と、とにかく
出てくる料理が全て美味しい。
定食も、昼飲み仕様に
変えることが出来て
例えば「アジフライ定食」の
御飯と味噌汁をアルコールに変えて
「アルコール定食」として楽しませてくれる。
「今日は共通テストで世の学生さん頑張ってる時になんか申し訳ないね」と
言いながら家族の話や
僕の仕事の話
その他家の修繕についてなど
日頃ゆっくりお話出来てなかった事を
ゆっくりすることができた。
僕が奥さんと話をする際に
登場する仕事関係の知り合いの約7割は
奥さんは面識がない。
面識が無いから話しても
わからないでしょと思っていたが
その時は会話もあまりなく
つまらなかったような気がする。
僕が外でどんな人と、どんな話をして
どんな事をしようとしているのか
奥さんが想像しやすくなるぐらい
説明してあげると本当に盛り上がる。
僕の周りにいる人間像を
奥さんに共有することで
僕の現状や今抱えてる問題が
大して問題じゃないことに気がつく。
人生のパートナーだし
1番の僕の味方なんだから
相談して共有して
一緒に参加してもらうことは
本当に二人の人生が
豊かになっていくと
今では本当に思う。
居酒屋さんでお酒を飲んだ後に
コーヒーを飲むと
体内は酔っているが頭が
スッキリするらしいよと
奥さんが言ってたので
帰りに見つけた純喫茶に立ち寄ってみた。
入り口は昭和からやっているような
少しやれた感があり
僕の好物な雰囲気だったので
ワクワクして店内に入ると
歯がないおばあさんと
作業服のおじいさんが口喧嘩をしていた。
あぁ…失敗したなと思いつつも
ブレンドコーヒーを頼み
コソコソと二人で話をして店を出た。
家路に向かう途中
居酒屋さんは最高だったけど
あの喫茶店は二度と行かないね…と
笑いながら
手をつないで帰った。
いつだって
どんな時だって
共有して楽しんでいくのは
幸せなことだと思う。
