今日は土曜日だけど
次女が学校があり
奥さんと話をして
次女が学校が終わったぐらいに
学校の近くで待ち合わせして
買い物でも行こうとなった
僕は前日に
少し深酒で寝坊してしまい
起きたときには
次女はもう学校に行ってて
せかせかと家事をしている
奥さんを横目に
アルコールを飛ばすために
シャワーを浴び整えた
待ち合わせ場所は
奥さんと次女がやり取りをしていて
その場所に行くと
一人でベンチに座っている
次女を見つけた
つい先日まで高校生だった次女が
なんだか大人っぽく見えて
少し淋しくもあった
そこから奥さんと次女は
色々と見て回りたいと言っていたので
僕はキッチン雑貨を見たり
眼鏡屋さんで眼鏡を
クリーニングしたりと
なんとなくウィンドウショッピングを
楽しんでいた
次女や奥さんと同行しても
良かったんだけど
今日はなんとなく女子二人で
アレコレ選んだほうが
楽しいんじゃないかな？と思い
僕は一人の時間を
楽しんでいた
しばらくすると
奥さんから連絡があり
合流すると
次女が欲しいものが
見つかったらしい
もちろん奥さんも
買いたいものがあったそうで
じゃ、パパが買ってあげるから
そのショップに行こうと
三人で向かうと次女は
「1つだけでいい」と言う
昔から次女はおねだりが苦手で
自分から欲しいと、あまり口にしない
たまに必要なのに買わないので
奥さんと口論にもなってる
色々と家計のことや
僕や奥さんの事を
気にかけてくれているんだろうけど
出来る時はやっぱり親としては
買ってあげたいと思う
なので今日は
「いいから持っておいで」と
少し無理やり
持ってこさせ一緒にレジに並んだ
お会計が終わり袋を店員さんから
僕が受け取ろうとした時
小さな声で「ありがとう」と
言った次女が嬉しそうに笑った
その笑顔を見るだけで
僕の小遣いが減ったことは
気持ちの中で帳消しとなった
