昨日は久しぶりに会食に出かけ
帰宅が午前様になった
帰ると奥さんが起きてきて
「大丈夫?」と心配そうな顔で
出迎えてくれ
遅くなってごめんねと言い
そのまま眠りについた
お酒も呑んでたし
気疲れしてたこともあり
ほとんど会話もなく
僕はすぐに寝付いた
朝、目覚ましが鳴り
あと5分、あと5分と
眠い目をこすりながら
なんだか鮮明に
思い出したことがある
昨日、一緒に会食をしている中に
女性の起業家がいたんだけど
その人は異常なまでに
男性経営者には
負けたくないと言っていた
別に勝ち負けでもないんだけどなと
思って聞いていたが
なんか単純に男に負けたくない!
という話ではない感じがしたので
そのまま色々と話を聞いていた
すると、お酒も助け
今までギュッと締めていた
蛇口が開いたのか
なぜ自分はこういう考えに
なってしまったのか
本当はこんな言い方を
する気はないという気持ちや
色々な思いが溢れ出してきた
実はその方のお父さんも
商売をされていたらしく
11年前に経営が
どうにもならなくなり
せめて家族に
家だけは残そうという理由で
自らの命を絶ったのだそう
その当時はお父さんと
まともに話をする関係でもなく
思い出せる
親孝行もないらしい
葬式の際には親戚などに
せめて父親の尊厳を守らねばと思い
急死ということで
全ての幕を閉じさせたらしい
それからお父さんが
残してくれた家を
自分が守らねばと
死にものぐるいで頑張り
今の会社があるらしい
なので、その当時から
引きずっている
お父さんへの色々な
複雑な思いが交錯して
男性に少し下に見られたと感じたら
食って掛かっていたらしい
でも、その話をしている時
その女性はずっと泣きながら
誰にも言えなかった思いや
お父さんに対しての感情は
どこから見ても
1人の娘として
話してくれていた
僕も娘を持つ父親として
改めて、なにを大切にして
どう親子の関係を豊かにしくべきか
とても考えさせられる夜だった
お父さんの娘への思いと
娘からのお父さんへの思い
思春期もあったり
色々とあるけど
本当に大切にしないといけないのは
相手を尊重し大切にしてあげること
そして、どんなに喧嘩しても
絶対に心は長く長く
結びついているんだと
信じてあげることなんだと思った